かすがいジャパン株式会社

YOUR DREAMMY PROFESSION

異なるをつなぐ

ベテランと若者をつなぐ
会議室と現場をつなぐ
都会と地方をつなぐ
日本と海外をつなぐ…

木材と木材をつなぎ合わせ、
互いの材が外れないようにするための
大釘を「かすがい」と言います。
異なる価値観で動く
社会の要素をつなぎ合わせ、
時代にあった新たな価値を
創り出す媒体として、
異なるをつなぐ様々な事業や
プロジェクトを生み出しています。

REPRO

わたしたちは、社会のかすがいとなって、REPRO(リプロ)という概念を推し進めたいと考えています。
REPROは、既存の価値を編集し、新しい価値を創造して世に送り出す
「Reproduce(再生する)」プロジェクトです。

ユニークな個性と得意技

小さな頃から、同じユニフォームを着て学校に通っていました。
国語・算数・理科・社会・・・、全て80点以上を取るように指導されて来ました。
あれやっちゃだめ、こうなりなさいと、社会の模範を押し付けられて来た気がします。
教えられた通りに目上の人と話すと、最近の若い者はと言われ、若い人たちと話すと、もうそんな時代じゃないですよと言われ。

砂場はバイ菌がたくさんいるからダメ、集団登下校は子どもどうしで責任が取れないから廃止、運動会の徒競走はみんなで一斉ゴール、学芸会に白雪姫が10人など、都市伝説のような話しも聞きます。都会の公園では、あれやったらだめ、これやっちゃダメと、子どもの想像力を削ぐような記載も目立ちます。
ドンドンと脱個性を助長するような社会って、なんだか不健全な気がします。

そんな環境で育ったにもかかわらず、自分でも薄々気づいてはいたのですが、私には周りから見ても得意なことがあるそうです。でもものすごく不得意なことも。
生まれながらなのか、後天的に創り上げたものなのかはわかりませんが、意外と器用なつもりでいたのに、仲間たちから共通して言われることがあります。

もしユニークな個性や得意技を持った仲間たちと、それぞれの得意技を持ち寄ってチームで仕事ができれば、もっと面白いことができそうだ。
そんな風に考えていたところ、以前の職場で、後に動物園と言われたチームの一員として仕事をする機会がありました。
それぞれものすごくユニークな個性がぶつかり合い、マネジメントは本当に難しかったのかもしれません。
でも、あっちの方向に行くぞ!と言う事だけは共通の思いでした。
毎日毎日それぞれのパワーがぶつかり合い、でもそのパワーが1つになった時、本当に素晴らしい結果と幸福感を見いだすことができました。

ユニークでそれぞれの得意技が出し切れる環境で仕事ができたら、もっと社会に価値を還元できるのに。
そんな思いをベースにした会社にしたいと考えています。

ワクワクとドキドキ

ブラックとかそう言うことではなくて、ワークライフバランスと言う言葉が正直好きではありません。
なにか(←トリ)ワークと言う言葉がネガティブに使われているような気がするし、ワークもライフの一部じゃないのか?そんな気持ちがあるからです。
世の中はいろんな不安や悲観論に溢れているのかもしれないけど、そう言う時代だからこそ、次の時代に向けた新しい可能性やチャレンジに満ち溢れているのではないでしょうか。

よくマネジメントの本を読むと、石工の話しが出てきます。

ある建築現場で、何をしているのかを聞かれた石工のうち、
一人目の男は『これで食べている』と答えた。
二人目は手を休めずに『腕のいい石工の仕事をしている』と答えた。
三人目は目を輝かせて『国で一番の教会を建てている』と答えた。
四人目の男が答えた。『私は皆の心のよりどころを作っている』

別の例では、
一人目の男は、『石を運んでいる』と作業を答えた。
二人目の男は、『教会を建てている』と目的を答えた。
三人目の男は、『みんなの祈りの場を作っている』と意味を答えた。

同じことをしていても、違った見方で生きている人がいると言う例です。
どちらかと言うと、マネジメントする側が社員に対して、意味や目的ベースで仕事をしてもらえるような環境を作りなさい、と言う文脈でよく出てくる文章です。でもこれって、作業をする人の意識次第な気がします。大人ですし・・・。

私たちはよくワーカホリックとか言われますが、自分では一度もそんな風に感じたことはありません。たぶん、仕事を楽しんでいるから?
街を歩いていても、長蛇の列を見るとなんでこの店は人が溢れてるんだろう?と興味津々です。
会食をしていても、失礼な話し、あまり会だとは感じず、話しに夢中になっていると、単なる好きな人との食事に変わってしまいます。
大きな会社の取締役会前、膨大な量のコピー取りをしていても、やらなくちゃならない事は変わらない。だったら、どうやったらもっと早く出来るかばかりを考えて、そのうち、コピー選手権出たら表彰台上がれるな。などと一人ニヤついていました。
さらに言うと、どうやったらこの膨大な量を少ない量に変えていけるかなども妄想し始めます。

どんな仕事もどうせやるなら楽しもうとするし、作業を目的や意味でなるべく捉えようとしています。
そんな風に生きていると、ワークとライフの境界線がかなり曖昧になって来ます。
その上、世の中を見る目がどんどんと自分寄りになり、どうせやるなら、自分がワクワクドキドキできる事をしたい。
そうなったら、もっと価値を提供できるのにと考えるようになりました。

これからも、ワクワクとドキドキできるような事業やプロジェクトを生み出し続けて生きたいと思っています。

ひと、もの、ことのリプロデュース

わたしたちは、価値の再生や再創造、社会課題を解決するために、事業開発やマーケティング、デザインのプロフェッショナルと共に、プロジェクトごとにあらゆる手段 「Reuse(再利用)」、「Refine(磨く)」、「Recycle(再利用)」、「Reedit(再編集)」、「Restructure(再構築)」をおこない、時代にあった新たな価値を持った事業として孵化させるための一連のサービスを提供しています。

人口減少社会では、多くの優良な資産が遊休資産として使われなくなったり、素晴らしい価値を持った伝統工芸品が埋もれてしまったり、過疎化により風光明媚な島が無人島化したりと、せっかくの素晴らしい価値を維持し続けることが難しくなっている財や文化が増えています。

要素を足し引きし、見せ方を少し変えるだけで、価値を再創造できる「こと」や「もの」が多くあり、とてももったいない。

また、地域社会では主に自治体や非営利団体が解決にあたって来た課題が山積しています。これを民間の手法を利用したり、協業することで、より効果的な解決に導けるのではと考えています。